弔電では一般的な文例が無難です

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弔電を打つことが不慣れな方は、昔であれば電話帳の後ろの方に記載されている文章を参考にして、少しだけアレンジして打ったものですが、今はインターネットで検索すれば豊富な文例をキャッチすることができます。

一般的な代表例は、「ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます」とか「OO様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます」といったところになります。

少し文章が長くなっても、「突然の悲報に接し、驚きを禁じ得ません。心より哀悼の意を表します」とか「OO様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からお悔やみ申し上げます」という具合となります。

とても大事なことは、これらが社会生活の規範として、先祖代々の皆様が大切にしてきた習慣であり、お悔やみの言葉であるという点です。

悲しみに暮れている最中にお届けする弔電ですから、受け取った方々の気持ちが動揺してしまうような内容は避けなければなりません。文章を書くことが得意な人や文才のある人、あるいは小説家を目指しているような人、そうでなくても人とは違う文章を送ろうと考える人がいますが、お気持ちを慰めるということからすると、形式的であっても落ち着いて読むことができる文言の方がいいのです。

慶事にも同じことが言えますが、慶事以上に弔電ではこの形式を重んじる文例ということが大事なことになります。

気持ちを表したいということで、少し長い文章を用意するにしても。「OO様の訃報に接し、在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈り申し上げます」とか、続けて「これからもご家族励まし合って、悲しみを乗り越えられることをお祈り申し上げます」ということぐらいにとどめます。

お亡くなりになられた方の宗派によっては、それを意識した文例も必要ですが、不慣れな場合は、一般的な基本形に従っておくのが無難です。

弔問がかなわないという旨を添え書きする場合も、「弔問がかなわない非礼をお詫び申し上げ、」とか「これまでのご厚情を思えばお見送りをしなければならないところですが、事情によってお伺いできず申し訳ありません」などとシンプルにお詫びの言葉を入れるくらいで十分なのです。

ときたま、葬儀で読み上げられる弔電で、長々と個別事情が書かれたものや、美辞麗句を書き連ねられたものがありますが、決して良い印象が残るわけでなく、むしろ違和感を感じる人の方が多いのは、古来からの慣例がもたらしてくれる気持ちの落ち着きが掛けてしまうことが影響するからなのです。

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