お悔やみ電報を受け取ったらどうすればよいか

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お悔み電報は今でも一般的

ご自身のご親族がなくなった場合、多くの方から「お悔み電報」を受け取ることがあります。「ご訃報に接し、心から哀悼の意を表します。安らかにご永眠されますようお祈りいたします」、「ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます」、「ご逝去の知らせを受け、ご生前のお姿を偲び、心よりご冥福をお祈りいたします」など、基本的に汎用的な文面が並ぶその電文を初めて受け取った場合、どうしたらいいかよくわからないのが普通ではないでしょうか。

「会社」からか「個人」からかで大きく対応は変わる

お悔やみ電報は、故人が関係していた「会社」か、もしくは生前関係していた「個人」からに大きく二分されます。基本的に会社からお悔やみ電報をいただいた場合、お礼のご挨拶のみで特に失礼にあたりませんので、まずはその部分をしっかりと確認しましょう。あなたの勤務先の代表者のような方からお悔やみ電報をいただいた場合であっても、最初の出勤時に口頭でお礼を述べる程度でまったく問題ありません。

問題は「個人」からのお悔やみ電報です。生前故人と親しくしていた方からのお悔やみ電報に関しては、以下の3つの対応を行うべき、と考えましょう。

① 香典返しに少し金額を上乗せするケース
この時に添える挨拶状に、お礼のカードなどをつけることが一般的です。

② 香典返しの挨拶状にお礼のカードのみをつける
金額的なお返しはしないケースです。ただ、②が①に比べて失礼だというわけではなく、あくまで故人と送付主の関係性の深さなどによります。

③ お礼の言葉のみ述べる
こちらも②と同様、失礼というわけではなく、関係性によるものですので、すべてがすべて①のような形でお返しする必要はありません。

お礼を伝える際のマナー

上の①~③の状況を鑑みつつ、実際にお礼をする場合は、以下の点に注意しながら行いましょう。

① お礼を伝える期限は「一週間」
お悔やみ電報を受け取るときは、告別式、葬式など、当人や親せきの全員が忙しい状況です。しかし、お悔やみ電報をいただいた方にはできればすぐにお礼のご連絡をするようにしましょう。せめて一週間程度をめどに、お悔やみ電報をいただいたすべての方に対してお礼のご連絡が届くように手配すべきです。

② 日ごろから親しい方には「まずは電話で」
日ごろ電話などで連絡を取っている方からのお悔やみ電報の場合、丁寧にお礼をしたい気持ちはわかりますが、まずはいつものように電話でしっかりと「お悔やみ電報をいただいてありがとうございます。恐れ入ります」と気持ちを伝えることが先決です。相手はおそらく、当人たちは忙しいと考え、電話をしてこない可能性が高いです。そんな相手方の気持ちを感じ取り、ぜひこちらからお礼の電話をしましょう。

③ 「式が問題なく終わった」ということをまずは伝える
特別に仲のいい人でなくても、お悔やみ電報はいろいろな人からもらうものです。そういう場合、一人ひとりに電話をかけて回るということはなかなか難しいでしょう。しかし、①の通り、お礼があまりに遅くなっても大変失礼に当たりますので、まず、お悔やみ電報をいただいたすべての方に、書面でお礼をすることがおすすめです。定型文でも何の問題もないので、失礼のない文面で、「お悔やみ電報いただきましてありがとうございます。無事、式が終わりました」というメッセージを伝えましょう。

④ お悔やみ電報が連名の場合は注意
大学のサークルや、学校のグループ、また会社でも特に仲の良かったグループから連名でお悔やみ電報が送られてくるケースがあります。そういった場合、機械的にお悔やみ電報のお礼の手紙や電話をかけていると、連名でいただいた全員にお礼を伝えていないということになりかねません。自分が管理しやすい方法で問題ありませんが、しっかりとお礼メールすべき方の一覧表を作り、抜け漏れがないように心がけましょう。

⑤ 文面はしっかり、「自分たち」らしく
マネーを意識しすぎると、故人や故人の親せきとお悔やみ電報を送っていただいた方との関係性を忘れがちになります。定型的な文章はもちろん存在しますが、あくまで定型文は定型文です。それよりも、お悔やみ電報の送付主にしっかりと自分たちらしい「お礼」の気持ちを伝えましょう。

⑥ 「敬語」の使い方は厳密に
お悔やみ電報のお返しなど、人生に数度しかないような文章を書く場合、注意しなければならないのは敬語の使い方です。最近はインターネットで文面の事例がたくさん出ていますので、そういったものを基本にして作成すればそこまで大きく常識からことなることもないでしょうが、できれば、一人が作ったお礼状を親族の誰か一人か二人がチェックしてから実際に送付することをお勧めします。

お悔やみ電報のお礼で心掛けるべきことは

お悔やみ電報のお礼とは、あなただけの問題ではなく、間接的に、お悔やみ電報を送っていただいた方々から見た「故人の評価」にもつながってきます。忙しい式の最中ですが、失礼のなきよう、かつ暖かい心とメッセージでお礼を伝えましょう。

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