初めての弔電の打ち方

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はじめに

これから電報を送る方で、弔電台紙や文例をお探しでしたらリンク先のページをご覧ください。

身近な人の訃報に接した時、みなさんはどうしていますか?
若い方であれば、そうした経験がまだないという方も多いかもしれません。しかし、社会に出て人とのつながりが増えるにつれ、残念なことではありますが、そうした機会も増えるものです。
全ての葬儀に駆け付けられれば理想的ですが、物理的な距離やさまざまな事情で難しいこともあります。そうした場合に、お悔やみの気持ちを伝えるのに便利なのが、電報です。
別れは突然やってきます。急なことに慌てないように、ここでは弔電の打ち方を紹介します。若い方で弔電の打ち方がわからない方は是非参考にしてください。

1:訃報を受けたら

訃報を受けたら、お通夜や告別式はどこで開催されるのかを確認しましょう。自宅であれば喪家、お寺や葬儀場、どこかのホールなどであれば、会場に送ります。最近は、自宅よりも葬儀場で行われるケースのほうが多いようです。式場の準備もあるので、式の開催前日までに届くようにします。
また、忘れてならないのは、喪主の確認です。喪主とは、遺族の代表者として葬儀を行い、弔問を受ける人のこと。弔電は、この喪主宛に送ります。多くの場合は、配偶者や年長の子どもが務めますが、家庭の事情によってそうではないケースもあるので、必ず名前の読み方と漢字表記を確認します。どうしてもわからない場合は、「(故人の名前)ご遺族様」とします。

2:弔電の申し込みをする

従来オペレーターに口頭で文面を伝えますが、最近はネットで電報を送れるサービスも数多く登場しています。ネット電報の場合、文章はオンライン上で打ち込んで申し込むので、文章が推敲しやすく初心者の方におすすめです。
通常の電報は1文字いくらという料金体系ですが、ネット電報の場合はある一定の文字数まで定額というサービスもあり、料金が明確なのもうれしいですね。

3:台紙を選ぶ

電報業者の台紙一覧に、落ち着いた雰囲気のお悔やみ用のものが用意されているので、その中から選びます。押し花電報や刺繍入り、プリザーブドフラワーやお線香つきなど、さまざまなものがあります。
台紙の値段は、無地の無料台紙から、1万円を超すものまでピンキリです。初めてのことだと、どの台紙にしようか迷ってしまうかもしれませんが、台紙は故人との関係性や、シチュエーションによって使い分けましょう。
お通夜や告別式までに葬儀場に届いた弔電は、弔電披露として紹介されます。そのため、せっかくきれいな凝った台紙を使ったり、お花をつけたりしても、式の前にはバラバラにされ、本文だけまとめられることがほとんど。生前、社会的に地位があり活躍していた方の葬儀では、あちこちからたくさんの弔電が贈られますので、こうした傾向が強くなります。実際のところ、誰がどんな弔電を送ってきたか、ただでさえ葬儀であわただしい遺族はあまり気にかけていないようです。
葬儀会場に送るときはできるだけシンプルな台紙にし、プリザーブドフラワーやお線香などを霊前に供えたいという場合は、自宅に送るとよいでしょう。

4:文面を決める

次いで頭をかかえてしまうのは、「どういう文面にするか」ということ。
まず、気を付けたい弔電のマナーとして、絶対に使ってはいけない「忌み言葉」と呼ばれるものがあります。
・「死去」「死んで」など、死を直接連想させる言葉
・重ね言葉(不幸の連続を連想させるため)
重ね重ね、返す返すも、またまた、また、ふたたび、たびたび、再三、など。
・亡くなった方の苦しみ、苦労を連想させる言葉
迷う、浮かばれない、苦しむ、九、など。
・宗教によって使わない言葉※キリスト教式の場合
成仏、あの世、供養、冥福……など。
こうした言葉は、不幸が続くことをイメージさせ、縁起が悪いので避けましょう。
忌み言葉さえ気を付ければ、あとはどんな文章を書いても自由です。もし、生前に故人と親交があったなら、ぜひともその思い出を書いてください。そのほうが、遺族にも喜ばれるはずです。
それでも、どんなふうに書いたらいいかわからないという場合や、会社の業務や取引先の関係で電報を手配しなくてはならず、直接故人と知り合いではないという場合には、定型文を使うこともできます。各電報業者とも、場面に合わせた文例を用意していますので、申し込みの際にその番号を指定します。よくある文例は以下のようなものです。
「ご母堂様のご逝去を悼み、心からお悔やみ申しあげます。」
「ご令室様のご訃報に接し、謹んで哀悼の意を表します。安らかにご永眠されますようお祈りいたします。」
「●●社長のご霊前に、深く哀悼の意を表します。」
「貴社●●専務のご訃報に接し、心からお悔やみ申しあげます。」
「このたびのご不幸に際し、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」
「安らかにお眠りください」は、キリスト教式でも仏式でも使える文言です。宗教がわからない相手の弔電にも使えるので覚えておくとよいでしょう。

まとめ

以上、初めてで弔電の打ち方がわからない場合に特に気を付けたいマナーについて紹介しました。大人のお付き合いツールとして、使いこなせるとよいですね。

■その他のマナーはこちらよりご確認ください

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