お悔やみ電報でやってはいけないマナー違反

メインビジュアル

はじめに

これから電報を送る方、下記をお求めでしたらリンク先のページをご覧ください。

お悔みの席で用いられる電報、弔電。若い方であれば、弔電を打つ経験がまだないという方も多いかもしれません。しかし、社会に出て人とのつながりが増えるにつれ、残念なことではありますが、お別れの機会も増えるものです。
中には、年を重ねても、好運なことにこうした機会にあまり接することがなく、弔電を打つときのマナーが分からないという方もいるかもしれません。たしかに、取引先や社員などに弔電を打つ部署にいるのでもない限り、日常的に弔電を打つということはまれかもしれません。
今回は、弔電を打つ前に知っておきたいお悔み電報でやってはいけないマナー違反や失敗例と、失敗しないためのコツについてお伝えします。

やってはいけないこんなマナー違反や失敗その1:宛先や故人の続柄を間違える

「ご母堂様のご逝去を悼み、心からお悔み申しあげます。」
よくある一般的な弔電の文章ですが、これが大問題に。そんなことありえるの? と思うかもしれませんが、実際にこういうことがあったのです。なんと、お亡くなりになったのは喪主のお父様。お母様はお亡くなりになるどころか元気いっぱい。
この間違いは、弔電の宛先や故人との続柄をきちんと確かめなかったために起きたもの。マナー違反と言うよりも、それ以前の問題かもしれませんね。
こうした失敗を避けるためにも、訃報を受けたら喪主と故人との続柄の確認をします。喪主とは、遺族の代表者として葬儀を取り行い、弔問を受ける人のこと。弔電は、この喪主宛に送ります。多くの場合は、配偶者や年長の子どもが務めますが、家庭の事情によってそうではないケースもあるので、必ず名前の読み方と漢字表記を確認します。どうしてもわからない場合は、「(故人の名前)ご遺族様」「(故人の名前)ご遺族一同様」とします。
なお、弔電で喪主と故人の関係性に関して、正式には
・ご尊父様=父
・ご母堂様=母
・ご主人様=夫
・ご令室様=妻
というふうに表します。ただ、文章の流れによっては、口語的に「お母さん」「お父様」「奥さん」「●●さん」といった呼び方を使ってもよいでしょう。

やってはいけないこんなマナー違反や失敗その2:忌み言葉を使う

弔電の大前提のマナーとして、絶対に使ってはいけない「忌み言葉」と呼ばれるものがあります。こうした言葉は、不幸が続くことをイメージさせ、縁起が悪いので使ってはいけません。
・「死去」「死亡」など、死を直接連想させる言葉
「死ぬ」ことを表現する場合は、「逝去」「他界」「訃報」などの代わりの表現を用います。
・重ね言葉
重なる、かさねがさね、またまた、また、再び、たびたび、再三、など。
・亡くなった方の苦しみを連想させる言葉
迷う、浮かばれない、苦しむ、九、など。
例えば、「昨年のご尊父様のご他界に次ぐ、ご母堂様のご訃報に接し、重ね重ねの悲しみに胸がふさがる思いです」といった文章は、重大なマナー違反となりますので気をつけましょう。
一方で、成仏、あの世、供養、冥福……といった、仏教にまつわる用語は、キリスト教や神道式の葬儀では用いません。神道やキリスト教の方のお葬式に、「故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます」などと書かないように気をつけましょう。
セレモニーホールでの葬儀などで、お葬式の形式や宗派がわからない場合は、「安らかにお眠りください」という文言は、キリスト教式などでも使えるので、覚えておくことをおすすめします。

やってはいけないこんなマナー違反や失敗その3:電報は郵便局から贈れません

親しい人の訃報に接し、あわてて弔電を打つことにしたものの、どこでどうやって申し込めばよいかわからず、郵便局に走ってしまった……こんな失敗も実際にあるようです。
昔ながらの電報であれば、電話してオペレーターに口頭で文面か、伝えたい文例集の番号を伝えます。最近では、ネットから電報を送れるネット電報サービスもあります。これなら、ネット上からサービスを申し込み、文例を選んだり自由文を打ち込んだりするだけですので、普段のネットサービスを利用する感覚で電報も送れます。電報は1文字いくらという料金体系ですが、ネット電報の場合は電話やFaxで申し込むよりもお得というサービスもあり、料金が明確なのもうれしいですね。

やってはいけないこんなマナー違反や失敗その4:弔電が葬儀に間に合わなかった!

葬儀までに届いた弔電は、お通夜や告別式の席で、「弔電披露」として読み上げられます。そのため、せっかく弔電を贈ったのに、葬儀に間に合わなかったとしたら残念ですよね。とくに、お仕事関係の弔電であれば、今後の関係性にも影響してきますので、注意したいところ。
こうした失敗を避けるために、訃報を受けたら、通夜や告別式はどこでいつ開催されるのか、きちんと確認しましょう。自宅であれば喪家、お寺や葬儀場、どこかのホールなど、自宅外であれば会場に贈ります。最近は、自宅よりも葬儀場で行われるケースのほうが多いようです。前述のように、弔電披露など葬儀の準備もあるので、式の開催前日までに届くようにします。

■その他のマナーはこちらよりご確認ください

まとめ

以上、弔電でやってしまいがちな失敗やマナー違反を4つ紹介しました。ポイントさえ押さえておけば、弔電を打つのは難しいことではありません。

定番商品