法要電報についてのご案内

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亡くなった方を知る人々が一堂に会し、その思い出をしのぶ法要。そうした法要や慰霊祭にも、電報を贈ってみてはいかがでしょうか。
今回は、法要電報についてご紹介します。

法要電報のマナー~送るタイミングや送り先~

追悼法要や年忌法要などの法事・法要に参加できない時、遺族にお悔やみとお詫びの気持ちを伝えるために送ることがほとんどです。招待状を受け取り出席できないことがわかったら、不参加の旨を施主に伝え、弔電の準備をしましょう。
法要電報のマナーは基本的に、葬儀の際のお悔やみ電報(弔電)のマナーに準じます。送り先は、招待状に記載されている法要の会場にすることが多く、宛名は施主にします。
前日の夕方もしくは当日の朝に届くように手配するのが一般的ですが、セレモニーホールや寺院などで行われる場合は、受け取ってもらえる時間をあらかじめ会場に確認しておきましょう。

葬儀後に、法要に合わせて弔電を贈ることも

大人数が参列する大規模な葬儀では、ゆっくりと故人とお別れしたり、遺族と思い出を語り合ったりすることが難しいものです。そうした場合に、ご遺族にお悔やみの気持ちを伝えたいということであれば、葬儀への参列とともに、電報を打ってもよいでしょう。
葬式後の四十九日や一周忌の法要に合わせて、電報を打つというのもひとつの方法です。
とくに、お線香付きやフラワーアレンジメントされた台紙などで電報を葬儀会場に送ってしまうと、お花をつけても、誰からのお花なのか、あとから見た遺族がわからない……というパターンも散見されます。もちろんいただいた供花などは遺族に渡されますが、葬儀でただでさえバタバタしている中で、持ち帰るのも難儀なものです。
供物や供花つきの電報を贈りたいという場合、葬儀が済んでから法要のタイミングに合わせ、改めて自宅や法要会場に贈るのがスマートです。

法要電報のマナー~文例はどうしたらいいの~

文章はそれほど長くせずに、欠席したことへのお詫びや故人の思い出、偲ぶ気持ちなどを簡潔にまとめましょう。
文章を作成するマナーについても、葬儀の際の弔電に準じます。縁起が悪いとされる「忌み言葉」は法要電報でも使ってはいけません。
一般的に七回忌以降の法要になると、月日の流れとともに弔辞まがいの言葉はふさわしくなくなります。あまり湿っぽく重苦しくならない文章を選びましょう。弔電の台紙もシンプルなお悔やみ用の台紙を選ぶこともお忘れなく。
<忌み言葉の例>
・死を直接連想させる言葉(「死去」「死亡」など)
「死去」「死亡」などの代わりに、「逝去」「他界」などの表現を用いましょう。
・重ね言葉
かさねがさね、またしても、また、再び、たびたび、再三、重なるなど。
・亡くなった方の苦しみを連想させる言葉
迷う、浮かばれない、苦しむ、九、など。
成仏、あの世、供養、冥福……といった用語は、仏教由来なのでキリスト教や神道式の方には用いません。
なお、弔電では喪主から見た故人について、
・ご尊父様=父
・ご母堂様=母
・ご主人様=夫
・ご令室様=妻
というふうに表すのが正式な敬称です。ただ、文章のスタイルや、施主や故人との関係性によっては、口語的に「お母さん」「お父様」「奥様」「●●さん」といったカジュアルな呼び方を使ってもよいでしょう。

法要電報の文例について

法要電報の文例を紹介します。
1)○○回忌のご法要に際し、あらためて悲しみがつのります。ご生前の面影を偲び、遥かな地よりご冥福をお祈りいたします。
2)故人の一周忌と伺い、悲しみを新たにしております。ご遺族の皆様のお悲しみはいかばかりかとお察し申しあげます。
あいにく所用にて出席できませんが、当日は心ばかりの香花をたむけ、故人を偲ぶ所存です。
3)年月の経ちますのは早いもので、○○様の○○回忌がめぐって参りました。
  心ばかりですが、○○様お好きだった色のフラワーアレンジメントをお送りします。ご仏前に手向けていただけますと幸いです。
4)ご母堂様の○回忌法要のお知らせを頂戴し、ありがとうございます。桜の花を見ますと、あの悲しかった春の思い出がよみがえってきます。ご法事への出席がかないませんが、心ばかりの香花をたむけさせていただきます。
5)ご法要のご通知いただきました。あいにく、所用にて参列できず、誠に申し訳ありません。故人のご冥福を心よりお祈りいたします。
6)ご尊父様の●周忌のご法要にあたり、いまなお生前のご厚情がよみがえってきます。故人の面影を偲びつつ、哀悼の意を表します。
7)故人の●回忌にあたり、遠方から合掌させていただきます。ご冥福と、皆さまのご健康を祈念いたします。
8)一周忌の法要にあたり、悲しみを新たにしております。遺族の皆様のお悲しみはいかばかりかとお察し申しあげます。どうか皆様が気丈であられますことを、陰ながら応援しております。

まとめ

儀礼的になりがちなお悔やみの席でのお付き合いですが、ちょっとした心遣いであたたかな関係が築けるものです。コミュニケーション手段のひとつとして、法要電報を活用してみてください。

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